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衝突事故にあったら            令和2年11月14日

  コラムというわけではないが事故の知識として書きたいと思う。一方的に追突されたとしても互いが動いている以上100対ゼロの事故にはなりずらい傾向にある。それが保険会社が入ればなおさらである。というのも当事者双方が保険会社を使えば互いの顧客の利益のために最善を尽くすわけで、言い方を変えれば相手の落ち度をついて事故の比率を有利にしたいと考えるからだ。事故が起こったときに、相手側が自分の過失を認識し、『私が悪かったです。』等その場は認めたとしてものちに保険会社が介入するとこちらも悪いがあなたにも過失があるなどと当事者同士の話と食い違ったりすることがよくある。

 そこで私が思うのは、事故直後に相手が自分の非を認めているような場合は、その場で自認書として一筆取っておくことを推奨したい。なぜなら事故直後に本人が自分が悪いと考えたのならそれは本人の偽らざる認識であるからだ。この自認書を取っておけば、のちに保険会社のプロが何とか顧客有利にと考えても、難しくなるからだ。本人は悪いと思っていても動いているというだけをもって過去の事例にあてはめ事故比率を提示してくる場合がほとんどであり、事故後話が変わってくるのはそういった経緯のものと考えて差し支えない。

 しかし、当日本人が事故の非をに認めた自認書があれば、保険会社が何を言っても100対ゼロになる可能性が高い。こういったことから事故当日相手が事故の非を認めていれば保険会社に話す前に自分で手を打っておくことはかなり有効となる。

 加えて例えば新車に追突された場合当然修理代は保険が賄ってくれる。そこで知っている人もいると思うが、事故後車を正規販売店に持ち込み事故前の査定額と、事故後の査定額との差額を証明してもらえば、その差額は、修理代とは別に弁済してもらえることになるので、余談ではあるが参考までに。

 事故など起こさないに越したことはないが、保険屋にすべてを任せるのではなく、自分の自己防衛のためにできることはして自分の加入する保険会社が話を有利に進められるようにすることも考え冷静に行動してほしいものです。 あとは弁護士の法的知識をもって解決することが最善だと考えます。

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